哲学系美容師がおくる「美しい髪」を手に入れるためのWEBメディア

  1. カット
  2. 416 view

【直毛、硬い毛、量が多い】ウケるボブの失敗修正例

こんにちは。哲学系美容師として活動している長藤慶太です(@Bangdoll_click

兵庫県尼崎市塚口駅エリアでBang-dollという、世界一丁寧だけど身もふたもない美容室やってます

予約が取りにくいため、LINE公式アカウントにてキャンセルが出た場合は通知しております

友だち追加

 

さて今日も今日とて当店の十八番、変な頭の修正です。内容としましては「ど直毛、硬毛、量多いボブの失敗修正」です

もう手慣れたもので、症状もパターン化されており、もはや目をつぶっている状態でも手にとるように「どう変な頭になっているのか?なぜそうなってしまったのか?この仕事をした美容師はどんな頭のイカレ方をしていたのか?どんなおクスリをキメているのか?」がわかります

別に僕自身はそんな能力を欲したわけではありませんが、身についてしまったものは仕方ない。使える能力は今日もフルに使うまでです、しかしいらないこんな能力。

 

僕は残飯処理やゴミ掃除をしたいのではなく、まともな仕事がしたいのです。一流の寿司職人であれば黒焦げの魚や悪臭が立ち上る過去は魚だったもので寿司は握りたくはないでしょう

それがどんなに上手い料理になったとしても、一流の料理人であるならばそんなモノで料理はしたくない。というのは当たり前であり、一定の理解と支持を得れることだと思います

それは僕も同じことで、すでにトンデモナイ頭を切ることに喜びは一切感じません、むしろヤダ。めんどくさいし、直せないレベルでおかしいんだもの。

 

このブログは「ウケル頭になった人への救済」ではなく「ウケル頭にならないように」という目的で書いています

ウケル頭から開放される!と3段飛ばしのスキップでやってこられても、僕ができることは「あ~これはどうしようもないですね、○年我慢してください」という死の宣告くらいのものなのです

とはいえ、みなさんこのブログをウケル頭になってから見つけるのですが。

 

というわけで今日もウケル頭にならないために、学びましょう

今ウケル頭でないからといって安心してはいけません、ウケル頭とはあなたのウケル注文から始まるのです。毎日思いますが「そんな状態を再現したら発狂しますよあなた」レベルの注文をみんなするのです。それを忘れてはなりません、死神はいつもあなたのそばにいるのです。

Before

ではまずはビフォアの状態から見ていきましょう

【素材DATE】
 
・頭の形 ふつう
・クセ度合い アホ毛、ド直毛、ゴワつき
・硬さ ポッキーぐらい
・量 篠突く雨
・備考 2日前にカットして失敗

さて、なかなかにとんでもありません。2日前にカットしてうちに来るレベルですから、嫌さも相当なものでしょう

涙が出るレベルでウケル状態ですが、見たときに「火垂るの墓やん」と思ってしまい、僕は別の意味で涙がでました(名作ですよね)

 

いやはやしかし、美容室に行ってボブにしてこれになるとしたらマジで泣くと思います。少なくとも人前には出れないです僕なら。

「ボブにしたら失敗したんです」と言っていましたが、残念ながらこれはボブではありません。なにかよくわかんないです、ボブにしようとしてよくわからないけどこうなってる髪型としかいえません

残念ながらカットですらないといえます。僕の基準ですと、これを作ったスタッフはクビにします、下手とかではなくハートがない仕事なんで。

 

いち早く修正が必要なのですが、残念ながら短くしすぎているので完全に治すには4ヶ月くらいはほしいところ

とはいえ、そのままにするわけにもいきませんので無理して見れるレベルに修正します

「それボブちゃう!ウケル頭や!」言いながら修正したのはわざわざ言うまでもないですよね。

after

もとが切りすぎだったので寸詰まり感がありますが、だいぶ見れたものになったのではないでしょうか

硬い、多い、直毛すぎという髪質は大変にカットが難しいのです。毛先がそろいまくり、動きがない、シルエットが四角いという事になりやすい

ひどい場合では、そもそも絶対に短くしてはいけないことすらあります。そーいう場合は僕は口酸っぱく「確実に止めたほうがいいですが、どうしてもしたいなら切ります。しかしクレームは一切聞けません、いかがか?」と何度も確認します。

 

そもそも失敗とは、してはいけない事をしているケースも多いです

適切なジャッジができる知識と経験豊富であり、バカではない美容師を見つけるのが美しくなるための第一歩でもあるのです

それを見抜くためにも、理論武装し美容師をも超える知識を身に着けましょう。

 

「私にそんなことできるのかしら?・・・」

大丈夫です。なんせ世間の美容師は雑魚いですから(苦笑)

このブログを隅から隅まで読めば知識だけならスタイリスト歴5年レベルにはなれるでしょう。

 

今日の記事は硬い、多い、ど直毛という人はもちろんですが、その他の方も知識としてぜひ熟読しておいてください

僕は関係のない話はしません。全人類に関係のある話しか、このブログには書いていないのです。たぶん、きっと

カットの最近記事

  1. まだ「重めヘア」のこと勘違いしてんの?【カットのよくある失敗】

  2. 【直毛、硬い毛、量が多い】ウケるボブの失敗修正例

  3. 髪の広がりに悩んでるなら短くしてワックスてんこ盛りにしろ!

  4. 前髪を失敗した人に教えてあげたい!美容室に行った次の日に前髪が短くなる理由とは?

  5. ボリュームがでない、軟毛、猫毛の典型的な失敗パターン10選

関連記事

PAGE TOP