カレーライスの味を他人に聞く意味ある?

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今日はカレーライスの話をしたいと思います

美容室のブログなのにカレーライスの話ですよ。書いてる奴の頭イカレてますよね

意味分かんねーよって話なわけですよ。ええ、僕も意味がわからないんです

違う意味で、ですけど。

 

ここで1つみなさんに質問したいので、光景を思い浮かべてくださいね

例えばですよ?カレーライス屋に行ったとしましょう

そう、初めての店ですよ。

 

もちろん店主やスタッフの顔も知らないわけです

向こうもあなたのことを知りません。

 

カレーライス屋なのでカレーを注文するわけですが、色々あるんでどれにしようかなかなか選べません

困ったなあ・・・と。

ありますよね?こういう状況。

 

そこで店主に聞いてみました

「私が美味しいと言うカレーライスはどれですか?」

いいですか?

文章は一字一句変えずに、そう聞いたとしましょう。

 

「私が美味しいと言うカレーライスはどれですか?」ですよ?

「私辛いもの苦手なんですけど、どれがいいと思いますか?」じゃないですよ?

 

ここで質問なのですが、顔も見たことのない他人に「私が美味しいと言うカレーライスはどれですか?」と聞かれた店主は「なんの情報もない状態で、あなたが美味しいというカレーライスを100%の確率で出す」ことは出来るんでしょうか?

さあ、どうでしょう?考えてくださいね

 

・・・

 

考えましたか?ふわ~と読まないでくださいね

考えたら読み進めてください

 

・・・

 

無理ですよね?

「あんたの好き嫌いなんかしらねーよ全部食えば?」以外に答えはあるのでしょうか?

僕は思いつきません。

 

しかし「私辛いもの苦手なんですけど、どれがいいと思いますか?」なら「あ、じゃあコレとかどうですかねー?」って言えそうですよね?

「私が美味しいと言うカレーライスはどれですか?」という質問はする意味がないし、意味わかんないわけですよ

アホなのかと。

 

「私が美味しいと言うカレーライスはどれですか?」と聞かれてコレがいいと思うよ!といってカレー出すのは、プロじゃなくてただええ加減なだけです

プロなら最適解をだすための条件を揃えようとするはずですからね

勘で仕事する奴はただのアホです。

 

「私が美味しいと言うカレーライスはどれですか?」と聞いてカレーを出せる料理人をさすがプロ!と思うってのは、個人的にはちょっと違うんじゃないの?と思います

なんというか世間的にはそれがプロみたいな空気ありますよね。

 

僕からすれば「それ結局ただの確率論だよね?バクチじゃん。ミスったらどうすんの?アホなの?」って感じです(苦笑)

100人にカレー出したらその中の何人かには、大すべりしてるはずです。

 

これカレーライス屋の話なんですけど、何にでも当てはまるんですよ

例えば美容室にするとこうなるんです

 

「私に似合う髪型ってどんなんですか?」って質問。

まあ知らないんですよね(苦笑)つか他人にわかるわけないんですよ

似合うかどうかはあなたの感情がどう判断するかですから。

 

色々やってみて一番良かった髪型じゃないですか?としか言えないわけです

ここで、「いや、カレーと髪型は違うだろ。こいつマジで頭沸騰してんなワロタ」という反論が出ると思うんですよね

カレーは他人から見えない味覚だけど、髪型は外見で見えるんだからわかるだろうと。

 

そういう反論が頭に浮かんだ方に聞きたいんですが、例えばですね、丸顔を例にしましょう

丸顔には造形学的に言えば、ひし形シルエットが似合うと言われています。

 

では、ひし形にすれば100%似合うとあなたの感情は判断するのでしょうか?

 

そんなもんやってみないとわかんないですよね

造形学的に言えば似合う確率が高いというだけで、それを似合うかどうか判断するのはあなたの感情です。

 

あなたの感情がNOといえば似合わないわけですよ

セオリー通りにすれば100%上手くいくことなんてありえないわけです。

 

味噌汁も豆腐とわかめだろってセオリーがありますが、人によってはチクワ入れたい人もいるわけです

「チクワなんか入れねーだろ普通」と言われても「チクワ入れるとシシマルが喜ぶんだよ。ニンニン」

みたいなこともあるわけですね。

 

こういう、イレギュラーを楽しむというのも大事だと思うんですよ

なんというか「あなたにはコレが似合いますよ」ってただのカテゴライズにしか感じないんですよね。

 

最終的には「コレとコレしか似合いません」とか「コレが似合いますよ→あ、それ前やりました」

という感じに落ち着いちゃうと思うんですよ。

 

人生一度きりなわけですから、色々やってみてはどうでしょう?と思うのです

そもそもとして「他人の好みが他人にわかるわけない」ですし。

 

ただの会話として「私が好きというものはどれですか?」と聞くのはいいと思うんですが、ガチで聞くのはなんか意味があるんかな?と個人的には思います

条件を限定すればそれは質問になるので意味があると思うんですが、漠然とした聞き方だとただの予想でしか返答できなくなるわけでして。

 

美容師って「完全プロデュースみたいなものがカッコイイそして一流である」という風潮があるんですが、あくまで1つの提案でしかないと思うんですよ

そういうのが好きな人はそういう所探してそこにいけばいい。

 

でもこういうのは難しいですよ、そこら辺の店で求めちゃいけないです

技術だけでなく、内装や立地なんかの条件も必要になってきますからね。

 

しかも仕上がりがいいか悪いかは、見えない感情で決めるわけですから(苦笑)

「これが似合いますよ」っていう言葉、田舎のオバハン美容師と東京のかっこいい兄ちゃんが使ったら意味変わるでしょう。

 

仕上がりと技術力が同じでも、髪型見て感じるものは確実に違いますよ

場の力ってやつですね。その場の雰囲気で結果変わりますからね

あとカリスマ美容師みたいな有名人にやってもらったら、そりゃあなんか上手い気しますって(笑)

 

長々と書きましたがなんでこんなことを書いたかというと「お任せします」でえらい頭になったから直してくれって人が5人も来たからですねw

ええ、みんな一回では直せませんでしたとも

毛がないのにどう直せというのか。

 

「お任せします」は正しい使い方があります、使い方というか準備ですね

哲学的なことを理解していないと使ってはいけません。

 

カレーライスの味を他人に聞く意味があるのか?

よく考えてみてください。

 

意味があると思う人は「お任せします」とか「似合う髪型」とかガチで聞いても意味がある人だと思います

意味がないと思う方は美容師にそれ聞いちゃいけません。

 

「こんな感じがすきなんですがどうでしょうか?」とか「こんな感じは嫌なんですがいいのありますか?」という風に聞くといいんじゃないですかね。

 

ちなみに僕はどちらでも対応可能な知識と感覚は身につけていますが、性格が中古の電話機のコードよりねじれてるので「私が美味しいと言うカレーライスの味」を聞かれた場合は「知るかそんなもん、彼氏じゃねーんだぞ」と答えます

 

造形学的にどんな髪型が似合うと定義されているんですか?

あなたの個人的な好みだとどんな髪型が似合うと思いますか?

などの場合は、

「顔の形は造形学的にこうなっているので理論的にはこうするのがいいと言われています」

「僕個人の考えとして世間一般で言われている似合うという概念はありませんのでお答えできません」

と答えます。

 

うわ~、めんどくせえ奴!




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  • 2017 09.22
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ブログ書いてるおっさん

1s
古今東西のカットを学び、すべての技術を徹底的&物理的に理解した結果、世界一夢のない美容師になりました

「無理なもんは無理」となんのためらいもなく言います。

そのせいか他店で失敗した変な頭を直してほしいというお客さんや、本当の意味での接客を望むお客さんに絶大な支持を得ています。要は変な頭になりたくない人専用美容室です。

「物理、哲学、感情バイアス」をベースとした独自のコミュニケーション理論を持ち、 知識、説得力、応用力は超一流。腕は1.5流

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