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美容室で失敗される人の考え方【あなたを殺すロジカルライアー】

こんにちは。哲学系美容師として活動している長藤慶太です(@Bangdoll_click

兵庫県尼崎市塚口駅エリアでBang-dollという、世界一丁寧だけど身もふたもない美容室やってます。

 

ロジカルライヤーとは「嘘つきな論理」という意味です

「論理は嘘をつく」でもいいのですが要は「論理は嘘をつくものだから信用しすぎるのもアカン」という事です。

 

今日はこの「論理は嘘つき」について書いていきたいのですが、美容室と「論理が嘘つき」がなんの関係があるねんという感じですが、めちゃくちゃ重要です

美容室というのもは髪の為の施設なわけですが、論理はウソをつくのでを当てにしすぎるとウケる頭になるわけですよ。

 

僕が仕事していて思う事が2つありまして、それは「間違った論理」と「論理に寄りすぎる」事の怖さ

この2つが非常に気になり、かつ危険なことだと思うのですよ。

 

タイトルの通り、論理というのは嘘つきで死神なわけです

あなたの首を狩ろうと虎視眈々としているのですね

もちろん、論理というのが重要でないはずはないのですが「あまりに論理、理屈的になるととたんに騙される」そんなものなのです。

 

ものすごい雑に言うと「今あなたが髪に良かれといってやっている事、美容師に相談してることはだいたい間違ってるので今すぐやめたほうがいい結果になりますよ」という事です。

 

上から目線ですが論理がライアーな事を知った上で論理に接さないと、このような事態になるのは僕の経験からすると100%です

美容室で思い通りにならない、いつまでたっても髪が綺麗にならない

そんな悩みがある場合はこれが原因でしょう。

 

美容師の技術というのは論理や物理なわけですが、それだけでは越えられない壁があり、感覚というスパイスを入れることでレベルアップするのですが、僕自身のそういった経験からも論理に偏るのは危険ですよ

と声を大にしていいたい。

 

今年最後の記事なりますが(書いてるのは9月ですけど)年内最後は重めのテーマで締めくくりたいと思います

今更ですが僕が使う論理の定義はそのまんまの論理の意味に加えて、世間の常識や、理論的な事も含んで使います

要は「なんとなく正しいとされてるもの。セオリーっぽいもの」を含むということです。

 

・推敲なき論理と間違った論理

そもそも美容室で論理を使う場面というのはいつなのか?ですが、これはカウンセリングの時です

「今日はどないしましょ?」と美容師に聞かれることからスタートするのですが、このコミュニケーションをミスると希望通りにならないのはいわずもがなですね。

 

コミニュケーションには論理を使うわけですが(でないと会話にならない)ここで間違った論理を使うと、当たり前ですがコミニュケーションのミスとなります

ここでいう間違った論理とは何か?例をあげるとこのようなものです

「すいたらハネるのですかないでください」
「丸顔なのでひし形シルエットにしてください」

このようなものです。いわゆる風説、テンプレートというもの。

 

このブログに散々書いてますが「人間の髪の毛なんてパターンにはできない、状況と人によってAという結果はBになるとは限らないものなんだ」と僕は言い続けていますね

すいたらハネるかどうかなんてその人によるとしか言えねーよ!

なわけで(苦笑)

 

なのに「すく=ハネる」なんて公式で髪型作ると、そらもう凄いオモロイ頭なりまっせなわけですよ

そんな事例、このブログにいっぱいですよ。

 

丸顔にひし形シルエットが似合うというのは論理であって、最終的に判断するのはその人の感情だから論理でカットしても気にいるかはわかりませんよ。って話です

そもそも髪質的にひし形にできるのか?という問題もありますしね

推敲なき論理は悲劇しか生まないものですが、カウンセリングの時は推敲なき論理で会話が進んでいると感じます。

 

んで、もっと怖いのが完全に間違った論理です

たとえば僕が一番「なんぞこれ?」思ったのが「シャンプーが子宮にたまる」「カラーずっとしてると頭蓋骨が真っ黒になる」という話ですが、こんなものは論理ではなくタダのオカルトですよ(苦笑)

 

これ、まじで信じてる人いますからね。流す方もヤバイけど信じる方もヤバイから(笑)

いっちゃあ悪いけど、おかしな事はハッキリというべき義務が僕にはありますので。

 

人様の体いじくりまわすんだから恐れず間違いを指摘するのも重要な仕事の1つです

(嫌なら読まなければいいのです。ブラウザ右上のボタン押せば解決です)

 

もうだいたい知ってると思いますが世の中というのは嘘しかありません

本当の情報や知識なんぞは勉強しない限りは知りえません

なにげに一般人が言ってることは大抵、間違った論理です。

 

地球温暖化、嘘ですよ?知ってました?
織田信長は天下統一しようとはしてなかったんですよ?
勤労や納税は国民の義務ではありませんよ?
マイナスイオンなんか地球上に存在してませんよ?
矯正した髪の毛にパーマなんか当たんないですよ?
カットでクセは一切収まりませんよ?
一回のカラーで希望の色にするのはテクニックではなくて髪質ですよ?
いくらカットうまくても仕上がりはさして変わりませんよ?
雑誌の髪型はトリック写真ですよ?

 

書くとキリがないのでやめますが、ウチに来た人が必ず言うセリフがこれです

「今までの私の知識、努力は一体なんだったのか・・・なぜ誰も間違いを教えてくれなかったのか・・・?」

 

抽象化してますがこのようなことをみなさんおっしゃられます

そらそうですよ、訓練しないと論理なんか理解できないもん(苦笑)

 

一般人ではわからないから専門家に依頼するわけですよ

まあ、専門家でも論理を理解してる人なんて2割しかいないけど。

そーいう人たちを「一流」と「超一流」と呼ぶのです。

 

・論理によりすぎるという事

とはいえ、みなさん結構、髪にたいして勉強してはるんですよね

最近はスマホもあるし、ネットも発達したのでグーグルでしらべりゃ色んなサイトでますから。

 

素晴らしいことです、ぜひとも続けていただきたい

知識は入れておいて損することはありませんからね

間違ってたとしても入れておけば修正も楽なものです。

 

丸顔にはこうすればいいとか、ダメージヘアにはこれがいいとか、パーマ当てればなんとやらとか、カラーの種類調べたりとか

情報、自分にとってのベストを論理的に探すのは必要なことです。

 

しかし、それもある程度までです。ある程度知ったら論理や情報は全部捨ててください

なんでか?

みなさん感情を無視して論理にしがみつくからです。

 

ここで1つ聞きたいのですが、あなたは良いか悪いか、好きか嫌いかを論理的に決めてますか?

例を挙げるとカレー食べて美味しいかどうか?それを決める時にどう決めてますか?

「このカレーはコメとルーのバランスがこうで野菜と肉がこうでああで、今の私の状態がこうで以前食べたカレーライスと比べるとこことあれが勝っており美味しい」と判断するのですか?

 

こんなんターミネーターだけでしょう

「パク」「あ、このカレー美味しい」「からさが丁度いいな」

こんなもんでしょ?これ論理ですか?これ、感情ですよね?

 

良い悪い、好き嫌いは論理ではなく、感情で決めるものです

これを論理で決めるやつは、機械か訓練(ワインソムリエとか)を受けた人間です。

 

ここで美容室のカウンセリングに戻ってみましょう

「私は丸顔なのでひし形シルエットにしてください。雑誌にそれが似合うって書いてましたので」

うむ、なるほど的確な論理ですね。

 

造形学、錯覚、心理学を利用したメソッドであり妥当性もある

雑誌に載ってれば旬でナウいヘアスタイルなのも間違いありません

どの角度から見ても理論、論理的共に間違いはありません。

 

しかし、それが似合うかどうか判断するのはあなたの感情ですよ?

論理には間違いはないですけど、その論理をあなたの感情が気に入るかは全く関係ありませんが、本当にその髪型にして良いのですね?

と、このようになります。

 

論理で導いたものを気にいるかは、結局はあなたの感情なのですよ

なのに感情を無視して論理的なものにしがみついても、おかしなことにしかなりませんよ

もしくは安全に見えるだけのバクチ。

 

論理で解決するならとっくに世界平和になってるから。

論理より感情が優先されるからいつまでも平和にならないわけです

人間は論理で納得はできないものなのですよ。

 

・感情と論理のバランス

このようにフツーの一般人とは、論理と感情のバランスが大変にチグハグなわけです

そもそも前提の「論理」と「感情」という概念すら頭にありません

概念すら頭にないのに気まぐれで論理っぽいものを取り出してくるから、話が変な方向にいくわけです。

 

「トップをふんわりしたいから短くしたら変なんです」
「ひし形にしてくれって言ったら貧相になってしまいました」
「癖があるから矯正したらめっちゃハネるんです」
「広がるからすかないでといったらスフィンクスみたいになりました」

こんなポッと出の論理たち(しかも間違った論理)なんか役に立ちません。

 

論理というものは正しい論理と的確な使用タイミングというものがあるのです

それらがあって初めて機能するのが「論理」なのです。

 

まさかここまで読んでいる人はいないと思いますが、読んでいれば早い方ならもう気づいているでしょう

「そんな論理、身につけられねーよ。たかが髪の毛切るだけで」

この答えに行き着くわけですよ(笑)

 

当たり前ですよね?なんでそんな事まで考えなきゃなんねーんだと。

考えなきゃいけないのはわかるけど、考えたくねーんだよ。となるわけです。

 

そこで「論理と感情のバランス」という話になるわけですが、これは非常にあっさりしております

「素人が論理なんか持ち出すな。感情90%で決めろ」こう考えるべきです。

 

「トップをふんわりしたいから短くしたい
丸顔にはひし形だって書いていた」
癖があるから矯正したい」
広がるからすかないで」

太文字のとこが論理を使ってる部分です。こーいうのをやめろということです。

 

これからはこうしましょう。感情90%だとこうなります↓

「トップをふんわりしたい」
「丸顔が気になる」
「まっすぐになりたい、ハネたくない」
「広がるのヤダ」

非常にシンプルです。

 

美容師の行動を制限しないので仕事のやりやすさはダンチです

いちいち「何々しろ」って言われたら仕事しにくくて仕方ないんですよね

しかも言うことだいたい間違ってるしメチャクチャだし(笑)

 

論理と言うのは訓練しないと身につきません

髪の論理とは美容師にならないと訓練できません

なのに、素人は論理で髪型を決めようとする

無理に決まってますよ。

 

僕がカウンセリングのときに思うのが、みなさんホントに論理ばっかり持ち出すのですよ

そんなに論理で髪型決めたいなら自分でやったほうが早いと思うし、世間一般の論理に従うなら誰がやっても一緒だから別に僕がやる意味ないと思いますよ。

 

髪の毛どーにもなんないからうちに来たんじゃないの?

なのに世間一般の論理で僕にやらせたって、いつもと同じ仕上がりにしかなりませんよ

論理が間違ってるんだから一生解決しません。無限のループですよ。

 

・素人はもっと野性的でいい

わからないんだったら感情に身を任せましょう

身を任せるためにある程度の論理を自分で集めるのは構いません

それがないと感情100%になってしまい、バーサーカーと化してしまいます。

 

しかし日本人は感覚が鈍すぎます、だからフットワークが遅い

もっと野性的になるべきです。どうせ論理なんぞ、後付なのですから。

 

「美容師になんて注文していいかわからない」

とよく聞きますが、思いついたこと言ってりゃ良いのですよ

小難しい論理なんか持ち出しても、こっちは何がしたいのか分かりません

何回も言いますがだいたい間違ってるので(苦笑)

 

「レイヤーいれてください」とか意味わかりませんからね。どんなレイヤーですか?って話ですよ

そもそもレイヤーの意味理解してないのに専門用語なんか使ったらエライ事なりまっせ

(美容師によってレイヤーの意味変わりますよ?美容師100人に聞いたら100通りの答えが返ってきます)

 

必要とあらば論理を持ち出すのはこっちの役目であって、素人があーじゃこーじゃ考えるものではありません

素人が美容師に間違った論理で行動を指図するとか論外通り越してありえないです

スキバサミ使わないで、とかなんなのあれ(笑)

 

使う道具はプロが決めるものです。だから責任が持てていい仕事が出来る

指図するなら自分で責任を持つべきであって=自分でやれば?となります

(美容師が信用できないから。とか言う人いますが信用できない美容師になぜ頭触らすのかまったく謎です。論理が0%ですよ、こんな時だけは論理を捨てて感情100%になるんだから)

 

話逸れましたが、髪の毛というものは論理ではなく、感情で出来ているものです

さあ、いますぐ論理を捨てましょう

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