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上手い美容師と下手な美容師の見分け方

こんにちは。哲学系美容師として活動している長藤慶太です(@Bangdoll_click

兵庫県尼崎市塚口駅エリアでBang-dollという、世界一丁寧だけど身もふたもない美容室やってます。

 

よく聞かれることで「上手い美容師と下手な美容師の違いはなにか?」という質問があります

すばらしく抽象的で答えようがございませんが、今日はこれについて書いていこうと思います。

 

まずはじめにここで勘違いしてほしくないのは、上手いか下手かっていうのは、

技術の差は関係ないということ。

 

「え?なにいってんの?」って感じでしょうけども、冷静に考えてみてください

その為に、ここで1つ質問します

100円のコーヒーと1000円のコーヒーの違いはわかりますか?

 

どうでしょう?料金はなんと10倍も違います

10倍ですよ10倍。1000円カットなら10000円の高額カリスマ美容師料金になる倍率です。

 

まあ、実際は100円と1000円のコーヒーの差が分かる方なんてほとんどいないでしょう

目隠しして飲んだら外しますよ

超コーヒーにこだわりがあってかなりの銘柄を飲んでいる、コーヒーマイスターな方ならわかるのでしょうけど。

 

これと一緒で僕ら美容師の技術なんて、素人であるお客さんからしたらそんな違いわかんないんですよ

結局は髪質が仕上がりの大半を決めますしね

よっぽどドヘタクソじゃなければ技術の差なんてわからんもんです

(まあ、最近はこのよっぽどが結構増えてきてますが・・・)

 

いやいや、そんなわけない!!

と思う方もいるかもしれませんが、まーそんなもんなんですよマジで。

必死こいてカットしても全く報われないんですよ(苦笑)

お客さんってそんなとこ見てないんですよね。見てる気にはなってるけど。

 

例えばですね、テレビ買いに行って店員が「このテレビ、品質めちゃいいんですよ!」って言われても、よく考えればどうでもよくないですか?

買って満足するかどうかが重要で、品質とかメーカーとかどーでもいいわけです。

 

「このテレビの液晶はうんたらかんたら製法で、従来よりもあーだこーだで最高に素晴らしいんですよ~」

とかいわれてもマジでうるさいだけなわけです(笑)

 

繰り返しますが、買って満足するかどうかだけが重要で性能なんてどーでもいいのです

品質よりも満足するかどうか?ここが大事なわけですね。

 

満足するかどうかが重要なのであって、技術なんかで上手いかどうかなんて決めれないのです

 

上手い美容師は見切りがうまい

そこでなにが決め手となるのか?僕が思うのはこれです

「判断力」

これですね。

 

この判断力、大きく分けると2つの種類にわかれます

・できるかどうかの判断力
・要望の真意をみぬく判断力

の2つです。

 

できるかどうかの判断力

これは単純ですよね

例えばお客さんが「こんな髪型にしたい」と言ったとして、

素材的にできるのか?
その髪型は現実的にありえるのか?
今の状態からできるのか?
その人が自分であつかえるのか?

などを判断することです。

 

ここで判断を間違うと当然失敗するわけですね、無理なもんは無理なわけですから(苦笑)

実はわりとお客さんって物理的に無理な注文をするのです

ここで「できますよ~」なんていっちゃうと完全にアウト

できないのにできると思って店を延々探し続けたり、無理なのにやってしまって髪の毛がえらいこっちゃになったり、セットを1時間ぐらいしないと駄目な髪型になったりするわけです。

 

ここですっぱり「無理ですよそれ」って言う方がいいのです

「なんや~無理なんやったらすぐにあきらめとったわ。今までなんやったんやろ~無駄な時間つこたわ~」

なんて、うちではよくある話です。

 

要望の真意をみぬく判断力

これがちょっとやっかいなのです。例えばこんなケース

髪型がボブだったとしましょう

「もうちょっと上を短くしてください」といわれた場合に、そのまんま上を短くするとアウトです。

 

上を短くするとボブではなくなってしまうのですが、

本人的にはボブのままが良くて、えりあしをもっとギザギザにしたかっただけだった

ということがあったりするわけです。

 

ここでの正解は上を短くするのではなく、

えりあしの処理の仕方を変えるであったり、後ろのみもう少し上を切る

などだったりするわけですね。

 

お客さんの言葉をそのまま受け取らずに、よく考えて理由を判断する。そして無理ならきっぱり伝える

これが上手い美容師と下手な美容師の違いかな、と僕は思うんですね。

 

技術力なんてヘタクソじゃなければ、誰がやっても大して変わりません

髪質が5点なら、腕前100点の美容師がやっても5点にしかなりません

だって素材が5点なんだもの(苦笑)

 

重要なのは頭の使い方です

腕がいい大工も、頭がアホなら意味不明な住みにくいを家つくってしまうでしょう

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