隠していたエロ本がバレた気分を味わった

この記事は7分で読めます

「アンタのあのブログ、何書いてるか全っ然分からへんわ」

先日、夜飯を食っていた時に同居している54歳の女性に言われた。言うなればオカンであるがなぜこんな距離のある呼び方をするかというとその一言で距離を取りたくなったからである

家族というのは近いけど遠い存在だと思う。いや、近いゆえにある程度の距離感が欲しい。それは今日の文体にも現れているが、特に思春期の男子などはそうであろう

(おっさんが使う思春期という言葉ほど気持ち悪いものはないという事に書いてから気づいた)

僕も例外ではなくその例に当てはまり、家以外での「顔」要はキャラであるがそんなものは見せたことはない。友人を家に毎日連れて行くなどというのは小学校までだったし、彼女が出来ても言ったことはなく、写真を見せるなどもってのほかである

「お母さんどんな人なん?」と聞かれようなものなら「妖怪人間のベラに似てるよ」といって怖がらせていた。こう言えば間違いなく会う気が失せるだろう。少なくとも僕は会いたくない怖すぎ。ちなみに父親はピグモンにそっくりだ。

両親は「あいつはホモなのか?」と心配してるに違いないが、しかしそんな心外な勘違いをされようとも、僕の本性を見られたくないのだ。本性を見られるぐらいなら盛大な勘違いをされる方がマシなのである

そもそもそれがお互いのためであろう。

女の好みなんぞ知られたら舌を目の前で噛み切りたくなるし、思春期の男は下ネタと女の話しかしないので家に友人を招けば本性を晒すどころではない。なので家にいる時間は減るし余計なことは言わなくなり、本来のキャラを見せなくなっていく。

仕事もどこで働いているか言っていない事もあったし、辞めた時も言うのは朝飯のときだった。

「あんたもう10時やで。仕事いかへんの?」

「昨日やめたよ?」

今思えば話の扱いが歯磨いたの?と同じであり、さらに言うのが遅すぎるだろうお互いに。ちなみに返事は「へえ」だった。あまりに雑な返事に血の繋がりを疑問視したがきっとそうなのかもしれない。しかし細かい事は気にしないのが俺たち長藤家なのだ。

卒業して会社に入社した時が子育ての終わりなわけだが、その時の両親の一言は今でも覚えている

「まるでノラ犬が住み着いているようだった」

と言っていた。僕は言い得て妙だと思った

いわゆる非行はなかったし勉強も特別できなかったわけではない。しかし大体の行動がいきなりだったり事後報告だったからだと思う。なぜそうしたのかなどの理由や説明をまったくしなかった。外泊する時も言うのは帰宅してからで、もちろんその間連絡は来ることがないしすることもない

進学も全部勝手に決めて話らしい話をしたのは高校には行かないと言った時のみである始末。親に論される事は普通はよくあることなのだろうが僕の記憶は「高校ぐらい出ておけ」と言われた時と「バイク乗るなら高校出てからにしろ」といわれた2度のみだ。

犬が勝手に散歩にいって、好きな時間に帰ってきてエサをネダり貪る。そんな勝手気ままな生活を送っていれば多少毛並みの良い野良犬のように見えても仕方ない。

そう、両親との距離感はずっとこのレンジだ。これはお互いに結ばれた不可侵条約みたいなもので犯してはならない絶対領域であるはずだった。アイドルは糞しないというコンセンサスと同じである

それなのに、最初のセリフである。

まさか見るとは思わないわけであって、ブログがあることも言ってなかったのに完全なる不意打ちだった。しかも店を出してから数年経っているので今更感もモノすごい

「仕事中の俺」を見られてしまったこの恥ずかしさは半端ない。このブログは下ネタと皮肉と嫌味しかないわけで自分で書いておいてアレだが僕のセクシャリティとも言える。成宮くんの気持ちもわかるというものだ。自らセクシャリティを晒しておいて何を言ってるのかという話だが。

不可侵の絶対領域を侵されたと思ってしまうのも無理はないわけで、言うなれば「中学生の時、家に帰ったら机の上にベッド下に隠していたエロ本が積まれていた」みたいな状況と同じと言える。

現代風に言うなれば、スマホを上にして置いていたら彼女からの着信がありホーム画面イッパイにチューしてる写真が出たり、なにかの写真を見せている時に間違ってスライドしてあられもない画像が出てきたりするのと同じである。

しかもその持ち主は怖いと言われてる上司などだったりするから厄介だ。

話がそれるが、美容室をやってると色んな営業が来る。最近ではipadやiphoneを使ってセールスしてくるがiphoneの場合だと私物だったりするらしく、一度とんでもないものを見せられた。セールスマンはいりもしない商品をコートを羽織った変質者のごとく見せつけてくるがまだそのほうが誠実である。

僕もiphoneだったのでとっさに操作して何事も無くしたがあれがiphoneでなければどうなっていただろう。僕は笑いそうで限界だったからいっそ楽になりたかったけど

話を戻すが、こんな時はスルーしきれない空気のまま力ずくでスルーするのが正解であり、居酒屋であれば「あーなんか飲みたいなー」というのが礼儀だろう。

グラス交換制だったら詰みであるがその場合は吐きそうだと言ってトイレに逃げればいい。それも無理なら心の中でナショナルアンセム(おすすめはラ・マルセイユだろうか、あれほど勇ましい国歌はない)を口ずさみながら白旗を掲げよう、誰もあなたを責めないはずだ。

礼儀とは守らなければいけないルールのようなものだ

深夜に息子の部屋にノックなしに突撃するような無礼な行為はしてはいけない。そんな事をすればフルスクリーンでむき出しの欲望が映し出されておりどちらも不必要に傷つく。

例えをいくつか出してみたが、以上を踏まえるとこれは激怒していい案件ではなかろうか。

物事には順序があり、エロ本を積まれていたりしたらブログを見られても1クッション挟んでいるのでダメージは少ないが僕の場合はエロ本を机に積み上げられた経験もフルスクリーンで欲望を剥き出しにしたこともないので急接近されたのと同じ事なのだ。

縮地法や飛廉脚といわれる高速移動を使われた気分であり、主人公は初めて見る戦闘術に翻弄されるがなんとか敵を退ける、そんな漫画でよくある展開だ。

終盤になると飛廉脚などは雑魚でも使うようになるが僕の状況はまさに序盤である。第一巻の時点では自分の斬魄刀の名前も知らないし縮地法など以ての他なのだ。そして鬼道さえ使えない。一刀火葬なんか夢のまた夢である

なので、激怒すると「恥ずかしい!」と公言しているようなものであり、積み上げてきた今までの距離感が一気に崩壊してしまう可能性がある。僕が飛廉脚するなど自殺行為だ。頬を伝うものがどこから来たのかわからない

結局、冷静を装い「あれは読みたい人が読めばいいもんや」とだけ言っておいた。タブレットを叩き割りたいがそれは飛廉脚なのでアクセスできないようにしてやった

なにせ54歳の同居人は僕のエロ本を机に積み上げた自覚がないし縮地法で飛んできた自覚もないのだから。

こちらが飛廉脚で飛び回っても互いに傷つくだけである。そして恥ずかしい気持ちを察される、そんな事は僕のメンツとプライドが許さない。クインシーとしての誇りである

しかし、一度湧いたエネルギーは放出しなければなんとも気持ちが悪い。今回は恥ずかしいというエネルギーだがこれは相当なものだ、想像していた以上と言える。クインシーとしての力を失いそうな程だ。そうなったら銀筒を使うしかなくなるではないか。

机の上にエロ本を積まれたダメージをこの年になって経験するとは思わなかった。一番上の本は巨乳大全集だ。それぐらいのレベル感。10台の頃にこれを経験した友人たちを今更ながら尊敬してしまう。1日落ち込んでいた奴もいたが今更になって気持ちが理解できた。

そういえば学校にもってきてたバカもいた。あれも相当だろうに、教員もいい迷惑だ。職員室まで丸裸の巨乳大全集をもっていかなければいけないのだからかわいそうである。コンビニですら見えない袋に入れてくれるというのに。

こんな時に限って元教え子の教育実習生なんかが来ていたりするから人生とはわからないものであるとこんな事でよく思う。どうせならもっとカッコいいことで思いたい

とにかく、このエネルギーを何かに変換しないと狂ってしまいそうだ。文章を書くというのは内省に丁度よいといつも思う。いつもの文体ではないのは恥ずかしいゆえだと思って欲しい。あと何書いてるか分からないといわれたので文体で調節出来ないか試行錯誤しているのである

僕は話が回りくどくしつこい上に細かい、だから読みにくいのだろう。文体を変えれば読みやすさがかわるのは翻訳本などで経験済みだ。

しかし自分がやっても無意味であるのにすでに気づいている。むしろ照れ隠しが過ぎて逆に恥ずかしいぐらいだ。セカンドレイプである。だが今更書き直す気力はないのは言うまでもない。

ここでよくある相談に1つ答えたい。このエロ本を積み上げられたエルネギーはまだつきない。例えるならまるで灼熱の太陽なのである

美容室の客層というのは立地が大きく作用するのだが、塚口はやはり主婦層がメインである。主婦層といえば必ず家族の事が常にまとわりつく

僕はなぜか昔からよく人に相談されるのだが、それはここでも相変わらずである。特に美容師という限定された間柄にしかできない相談もあるのだろう。とにかく昔からよくされる

高校生の頃からなので15年近くあれば内容は軽いものから洒落にならないもの、ドン引きなものまで色々されてきたが、やはり主婦層からの相談で多いのは子供に関してである。抽象化すると進学と子供との距離感についてが多い

そう、ここでも距離感である。この相談にはシンプルに答えれる

「子供が作ろうとしている距離感」より踏み込んではいけない

のである。反抗期とはこれが原因でおこるのであり、実際に僕は反抗期0だった。なにせ反抗しようにも何も言われないのだ。何も言われないのに反抗するなどそこまでクリエイティブではない。

親というのは世界共通で過干渉が多い。僕は逆に放置されすぎて家族というより3人が住むシェアハウスのようだったのでご覧の有様だが、普通は子供なんぞ勝手に育つのである。親は干渉するのではなく先を見せるだけで良いというのが僕の持論だ

有名なのが反面教師というやつである。こんなふうになるなというものである。あれは意図的ではなくて、失敗して学ぶという形だがもっとも簡単なのであれが一番有名な事例である。

しかし失敗してる姿を見せるわけだから教育上よくないこともある。主に精神面に影響を与える報告が多い。なので手放しで反面教師がよいと言えないがわかり易い例としてはアレであるのだ

勉強をしろ!ではなく、勉強すればこんな世界も見えてくるものなんだよ。で十分なのである
先を見せるとはこういう事だ。その為にはもちろん教養が必要なのは言うまでもない。

あとは子供が自分で考えて適宜、必要であればするだろうし必要ないならしないのだ。親の度量とは子供の選択を見守り、口出ししない事である。明らかにおかしい選択をしても死ぬ時まで間違いかどうかは誰にもわからないのだから。僕自身は恐らく間違いしかしていない気もするが。

そもそも「他人をコントロール」なんてできない、そしてしてはいけないと僕は思う。なので後ろで見ているだけでよいのである。後ろにいれば子供は安心するものだ。なにかあればその時、肩に手を置いてやればいい。年齢が低いときほどその機会は多いだろう

もちろん、後ろで見ていられるだけの安心感を与えるのが子供の責任であるのだが、そこは未熟な子供なので多少は多めに見てやってほしい。部下を育てるのではないのだから。

僕が放置されていたのは変な事をしなかったからだと思う。違う意味で変な事はいっぱいしていたけど。なにより野良犬なので野生の勘は優れているのだ。

なにせ居候先の機嫌を損ねれば名札のない犬小屋は奪われるし、日に3回のペディグリーチャムにもありつけないのだからそのへんのデッドラインは死守するのが当然だ。

野良犬としての責任は常にはたしていたのである。なぜなら生殺与奪の権利は常に握られているのが野良犬というものだからだ。世の中には保健所だってあるのはどんなバカ犬でも知っている。少しの選択ミスで命が奪われる。野良犬も決して楽ではない

しかし野良犬ではない子供にはそれが分からない、だから失敗して覚える過程がいる。子供の人生が野良犬や大人より長いのはそのためである。

だからベッドの下からどうかエロ本を掘り出さないで欲しい。巨乳大全集を買うのも子供の選択なのであって隠すのも子供の選択なのである。子供が作る距離感を侵さないというのはまさにこの事である。巨乳というチョイスに口を出してもいけない、子供にとっては夢が詰まっているのだから

現代で言うとスマホでエロサイトも見れるようにしてあげるとかラインを自由に使わせるとかも同じことである。これは具体論ではなく、抽象論である。

僕のこの提案を見て「よし、明日から机の上にエロ本を並べるのは止めよう」ということではない。今回の僕の事例のようにブログなどを勝手に見たりしてはいけないのだ。具体論では応用が効かない、ぜひ今回の話は抽象的に捉えて欲しい。

例が下品だが、子育て、組織マネジメント、異性との付き合いなどの人付き合い全般にも使える重要なメソッドだと思う。元ネタはアドラー心理学だが、ここまで品性下劣に噛み砕かれてはアルフレッド・アドラーも激怒することだろう。100年前であれば恐らく僕が噛み砕かれる

(興味があれば、「嫌われる勇気」と「幸せになる勇気」の2冊を読んでみて欲しい。登場人物の青年があまりにヒステリックなので笑いながら読めるし対話形式なので内容もわかりやすい。ちなみにアドラー心理学は心理学とは言えないと僕は思うので心理学に本気目の興味がある方は最初には読まないほうがよい。心理学をちゃぶだい返ししており、やりたい放題である。最初に読むなら個人的にはエーリッヒ・フロムの「愛するということ」かフランクルの「死と愛」を勧める)

最後に、僕は巨乳大全集なんか買ったことはないので勘違いしないで欲しい。てゆうかそんなわかりやすいエロ本10数年前とはいえ売ってたのだろうか。あまりにバカなタイトルすぎて違う意味で興味が湧いてしまう。おそらく笑いながら読めるだろう。最近のバラエティよりおもしろいかもしれない。

そして、別に巨乳好きではないのも付け加えておきたい。僕はそんな短絡的な男ではなく、思慮深い男なのだ。FやGという文字だけでは迫力しか感じない

何事もすべてを含めたトータルバランス、すなわち全体美が重要だ。さすが美容師といえる




℡ 06-6421-5406

ご新規様に限り、初回に使えるクーポンをご用意しています
ぜひご活用ください



ご来店いただいた方の口コミも集めています
ご協力お願いします

口コミにご協力いただいた場合、
アマゾンギフト券1000円が当たります



 にほんブログ村 美容ブログ 美容室・サロンへ
  • 2017 01.13
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

関連記事

  1. 2016 10.30

    11月の定休日

ブログ書いてるおっさん

1s
古今東西のカットを学び、すべての技術を徹底的&物理的に理解した結果、世界一夢のない美容師になりました

「無理なもんは無理」となんのためらいもなく言います。

そのせいか他店で失敗した変な頭を直してほしいというお客さんや、本当の意味での接客を望むお客さんに絶大な支持を得ています。要は変な頭になりたくない人専用美容室です。

「物理、哲学、感情バイアス」をベースとした独自のコミュニケーション理論を持ち、 知識、説得力、応用力は超一流。腕は1.5流

学者的アプローチで堅実なヘアスタイルを提供してます

予約はコチラから↓



口コミランキング1位とりました

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

カテゴリー